PR 中国ドラマ

映画「宫锁沉香」 The Palace/周冬雨,陈晓

主演
周冬雨,陈晓,朱梓骁,赵丽颖,黄圣依,陆毅

見よう見ようと思って数年経ってしまいましたが、昨日やっと通して観ました。

「宮」シリーズの于正作品です。

康熙帝後期の九王奪嫡で四阿哥と九阿哥が激しく争う時代、十三阿哥(陈晓)宮女沉香(周冬雨)のなんともすれ違いで上手くいかない韓流ドラマのようなラブストーリーです。

この映画ではなんと、赵丽颖(チャオ・リーイン)が非常に胸くそ悪い主人公のライバルキャラ、琉璃を演じています。

 

ストーリー

選秀女のシーンから物語は始まり、沉香は宮女となります。
耳飾りを太監に引っ張られて痛くても我慢。
全編にわたってとても我慢強く慎ましやかな人柄が描かれています。

ある日寂れた宮殿に迷い込み、廃墟から眼差しを感じる沉香。
その視線の先はのちの十三阿哥だった。

さて宮女としての生活はと言うと、どこにでもいる性格の悪そうな宮女グループにいじめられても我慢している毎日。
しかし、そんな時機転を利かせて彼女を助けてくれた宮女の琉璃とお友達になり、唯一無二の友人関係となり楽しく過ごしていました。

そしてあの日の宮殿に足を向けるとまた十三阿哥と出会います。

ここは彼の母親、敏妃が住んでいた宮殿だったのですが、十三阿哥は母の悲しい思い出を語ります。

敏妃がいた頃は花々が咲き、蝶があちらこちらに舞う美しい宮殿でしたが、彼女が怪しげな術、例えば手から炎の龍を出したりするため、この世のものではないとされ、殺された過去が。

その時から花は枯れ、蝶も寄り付かなくなったのでした。

敏妃の命日、蝶に誘われてまたやってきます。

 蜂蜜で「寿」字を書き、蝶を集める

彼は彼女のことを好きになってしまったのですが、沉香は顔を隠していたため、顔も名前も分かりません。
まさに君の名は?状態ですが、沉香は名乗らず立ち去りますが、顔を覆っていた牡丹の刺繍のあるハンカチを落としてしまいます。

十三阿哥はそのハンカチを手掛かりに、四阿哥の生母、徳妃のもとで捜索を始めます。

宮女は25歳で紫禁城を出なければなりませんが、貰い手がなければ孤独に過ごさなければいけません。
琉璃はそんな人生は嫌で、出来るだけ身分の高い人にもらわれたいと感じていました。

野心旺盛な琉璃は、九阿哥に水をぶっかけ粗相をしたことから(これはわざとかな?)、これはチャンスだと思い、なし崩し的に肉体関係に陥りますが、九阿哥にとってはただの遊びであって、当然結婚する気などありません。

悔しくてたまらない琉璃は、牡丹のハンカチの主を自分だと偽り、沉香を裏切ります。

そこから琉璃は姑娘教育(然るべきお嬢様としてのしつけ)を受け、沉香はお付きの宮女として生きていくことになるが果たして…というようなストーリーです。

 

作品メモ

当時、陈晓と赵丽颖は交際していたようで、「陸貞伝奇」で共演し、なんともお似合いで眼福でしたが、今は互いに違うパートナーと結婚しました。

[blogcard url=http://www.sohu.com/a/298040741_100067856]

陈晓は遊び好きで浮気がち。赵丽颖はものすごいヤキモチ焼きだそうで、見た目とは裏腹に上手くいかなかったようです。
赵丽颖と陈晓の共演はもう無理そうですね。

 

それから周冬雨ですが、「サンザシの木の下」など映画中心の実力派女優だとおもうのですが、スター性ありますね。
純粋で素朴な美しさとハッとするほど綺麗に見える時があります。

Forbes2019年中国有名人ランキングに入りました。

[blogcard url=https://news.livedoor.com/article/detail/16961207/]

最近は空港でヤーマンの広告でよく見かけます。

[blogcard url=https://corporate.ya-man.com/topics/news/info/6507/]

 

話は戻りまして内容ですが、

声は聞いてるのになんで成り代わられた琉璃に好き放題させるのかとか、琉璃がこんなに悪質なことをする必要があるのかとか、真面目に見るとツッコミどころが色々あるので、ファンタジーだと思って見る必要があります。
なんつっても于正作品ですから(^_^;)

 

皇帝がどこを通るかを宦官から情報を買った宮女が、見初められようと真冬なのに薄着で舞を舞っていた挙句、凍死、、、( ・∇・)

「宮廷の規則を守らない人はこうなるのよ!」と見せしめる場面ですが、ここはちょっと笑いました。
こんな冷凍マグロみたいになるまで外に居続けることはまあない( ゚д゚)

 

十三阿哥と沉香はどうなるのか。
結末はご自身の目で確かめられるのが一番良いかと思います。

 

最後に豪華共演陣について触れておこうと思います。

・四阿哥、のちの雍正帝 陆毅(ルーイー)

私は陈晓より陆毅の方がずっと好きですが、落ち着いた演技がよかったです。
陆毅は雍正帝が似合っているように思いました。

 

左の写真の帽子、黒い部分の高さがやたら高くてこのエンブレムは一体何!?

こちらも帽子の黒い部分が高すぎやしませんか。。。

 

爱新觉罗·玄烨 康熙帝 赵文瑄(ウインストン·チャオ)

あまたの皇帝役でおなじみですが、出番がほとんどないので、特別出演枠。

 

・德妃 邬君梅(ビビアン·ウー)

「ラストエンペラー」の文繍、最近では「如懿传」の皇太后甄嬛役が有名です。こちらも特別出演枠。

 

CGもかなり使っていて豪華です。

 

視聴方法

各種中華系動画アプリとあとはRakutenVIKIで無料かつ英語字幕で見れるようです。

[blogcard url=https://www.viki.com/movies/36272c-the-palace]

 

[the_ad id="1286"]

 

[the_ad id="1294"]

  • この記事を書いた人

Satsuki Nosaka(乃坂皐月)

幼少期からバレエを習い、中学生の時に文化庁の日中国交20周年記念の中国公演に参加。大学受験とともにバレエをやめ20キロ太る。 宝塚歌劇はまんべんなく観劇。個人レッスンと中国時代劇でゆるく中国語学習中。先日念願のミニドラマ翻訳を行う。 本業はWeb関連会社の代表。 学生時代からの目標である満員電車に乗らないで生活することを叶え、Web業界でのサラリーマン生活の後、起業。

-中国ドラマ