最近の戸建てには宅配ボックスも一緒に設置するお宅が増えているかと思いますが、私が家を建てた10数年前は戸建てで宅配ボックスという家はあまりなかったのではないでしょうか。
宅配ボックスはコロナ禍で需要が一気に伸びました。ネットショッピングの需要が高まることによる配送会社の再配達コストの上昇も問題になってきています。
各家庭に宅配ボックスがあれば、こちら側も運送会社側にも大きなメリットがあります。
私が新築で家を建てた時には宅配ボックスに関する補助金はありませんでしたが、今は特定の条件があれば補助金が活用できるようです。
宅配ボックスの種類とメリットデメリット
宅配ボックスには勝手にネーミングしてみると据え置き型と簡易型があります。

据え置き型とは金属などでできたものでしっかりとしており、重量もあるためその箱自体を持ち去ることは難しい。
またボルトで地面に固定するものもあり、これが一番安全ではありますが設置コストが高くなります。

簡易型とは折り畳めるボックスで鍵付きの金属ワイヤーなどで玄関扉に固定させるものです。
低いコストで簡単に設置できるものの、ワイヤーを切られたりボックス自体の破壊は据え置き型に比べると簡単なので、盗難のリスクはやや高くなります。

宅配ボックスの価格帯と決め手は?
据え置き型は自分で設置ができる1万円台から工事が必要なものは10万円のものが多かったです。
工事が必要な据え置き型は作りもしっかりしていて長期間使うことを考えたら最適で、これから家を建てるという人なら宅配ボックス込みで外構を設計するのがベスト。
↓工事が必要な据え置き型宅配ボックスは重量がありボックスそのものを取られることがないため、荷物盗難のリスクが格段に減ります。

↑これは重量が16キロもあります。
比較して↑は素材がポリエステルなので数十グラムなのではないでしょうか。
手のひらサイズに畳めて57リットルの容量があります。
必要のない時にしまっておけるメリットにおいては、ポリエステル素材のOKIPPAが楽ですね。
しかしうちは狭小住宅で宅配ボックスを考慮しないで家を建てた、かつ今さらわざわざ工事を入れてボックスを置く場所がないので、コンパクトでコストがなるべく安い、でも盗難に遭いにくい自分で設置できる宅配ボックスで検討しました。
宅配ボックスに対する国や自治体の補助金は?(2025年3月現在)
2024年度は長期優良住宅化リフォーム推進事業などで補助金が出ていました。
子育て向けに家事軽減目的として改修する場合に宅配ボックスを合わせて設置すると補助の対象となっていましたが、現在は補助金の情報がありません。2025年度の情報はこれから出てくる可能性がありますので注目です。
戸建てで楽に置ける宅配ボックスおすすめ
色々検討して2つに絞りました。
①三色から選べる宅配ボックス
天板にマグネットで宅配業者さんに対して、ボックスの使い方についての案内があります。
ハンコ置き場あり。軽くて小さな荷物であれば、天板を上に持ち上げて上から荷物を入れることもできます。
ボックスの底はクッション材が敷いてあ理、荷物に対する衝撃対策もしてあります。
鍵がダイヤル式が使えますが、鍵でも開けることができます。
他の類似商品では鍵が側面についているものがありますが、側面のスペースを空ける必要があります。
②郵便ボックス+宅配ボックス=12,000円台
これは郵便ボックスもついて付いて12,000円台の破格!
家を建てる前であれば検討しても良かったのですが、ポスト二つは流石にいらない…。
三色展開でアンカー固定、ボルト固定できます。
購入品は?実際使ってみての感想
結局①を購入しました。

この狭いスペースに落ちそうになりながら立っていますw

天板には配達員の方に向けて、宅配ボックスの使い方が載っています。
うちに来た宅配の方がわかりやすかったと言ってました。