「背徳と貴婦人」未公開シーンとは?/ 范冰冰

先日日本語字幕のものを見まして、やはり中文字幕なしでフランス語字幕だけのものだとなかなか正しく聞き取れていないなと反省しております><

とりわけ面白くて堪らない映画ではありませんが、
ちょうど私がフランスから購入したBlu-rayには特典映像が入っていました。

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特典1 ウラナラ皇后について

これはウラナラ皇后の肖像画がある「Musee des Beaux-Arts de Dole」の肖像画の前でウラナラ皇后についての話をしているVTRです。

残念ながら字幕もなく、話しているのもフランス人なのでお手上げです><

 

特典2 カットシーン(満州族の祖先祭のシーン)

カットシーンには満州族の「祖先祭」の様子が収められています。
この「祖先祭」はシャーマニズムを信仰する満州族ならではのしきたりがあるようです。
引用すると具体的にはこういうことをするようです↓
 新年の前後に祖先祭が行なわれる。「豚を外から部屋の中に追い込んで・・・その頭を西に向かわせ、前足を持ち上げて、人間が半ば起きあがる格好にしながら、耳に酒を注ぎ込む。もし豚が叫んで頭を動かせば、神がすでに牲を受けられたとする。そのあとはじめて豚を殺す。・・・多くは夜間、暗がりで行われた。」(『中国少数民族の信仰と習俗 上巻』王汝瀾訳p8)
 この時、家々はシャーマンに「跳神」という神懸った踊りをしてもらう。「シャーマンは神帽をかぶり、その上から綴った五色の細長い紙を垂らして顔を蔽う。・・シャーマンは長い布製のスカートをはき、腰に銅の鈴をつけて、太鼓を叩き舞いながら、口の中で何ごとか唱える。」(同上書p9)
カットされた原因は明白で、ちょっとね、豚の内臓を掻き出しているシーンがグロすぎるんです。
割と私は耐性がある方なのですが、それでも最初見た時ゲー( ≧Д≦)って思いましたもん。
これを内臓をまた戻して鍋で煮て、みんなで食べるらしいです( ≧Д≦)ちょっと無理だ。
その祖先祭のシーンですが、前方でシャーマンの巫女が太鼓を叩きながら踊ったり、豚が置かれたりしている後方に皇后を筆頭に妃嬪たちがずらっと座布団に座っている姿を想像していただきながらご覧いただけるとよいかもしれません。
妃嬪1:南から来た女性は誰か知ってますか?
妃嬪2:やはり彼女ですか。彼女に会うのは初めてです。それが最後になるかもしれません
妃嬪1:宦官たちは皇帝がもう彼女をいらないと思ってる
今後はもう牌子が皇帝のところに行くことはない(ちょっと聞き取れませんが翻牌子の盆の中の牌の一つとして並ぶことはないってことでしょうか…)
ここについては皇后の陰口を言っているようです。
また妃嬪2は百度を見る限り、おそらく令妃ではないかと思われます。
つまりは、乾隆帝の翻牌子の候補からはずされたということでしょうか。
侍女:皇后様、陳総監が来ました
皇后:なんでそんなに遅れてくるの
侍女:皇上に拘束されていたから遅れたのです
皇后:皇帝はこのつまらない男が好きなようだから。もういいわ、もう待たない。始めましょう。
侍女:しかし皇后様…
皇后:(儀式を)始めて。皇后:このような不愉快な思いにまだ耐えなければならないのか?
侍女:それは宮廷のためです。どうやってその思いから逃れることができますか?
皇后:ではどういう時に話せば良いのか?
侍女:妃嬪たちは皆皇后の座を夢見ています。
皇后:私の後ろで私をあざけり笑っている話が聞こえないとでも?それだけ。男性と同様ではない私の考え、気持ちをなくしたい。(←ちょっと意味不明?うまく訳せませんでした)
侍女:皇后様、私たちはあなたの話を聞くことができました。
皇后:とにかく宦官であろうとなかろうと、陳総監は邪悪な生き物よ
侍女:陛下はあなた(皇后?)が味方であり、彼だけが一人、昼も夜も皇帝を見ています。

本作品での皇后はどうやら皇帝の寵愛もなく、妃嬪にバカにされ、大監にも皇帝を傘に来て好き勝手にされて、もう我慢ならない気持ちを必死に我慢しながらも、皆が憧れる皇后の座にふさわしい振る舞いを求められる、自らの気持ちの発散の場所さえもてない、孤独な皇后像が見え隠れしました。
令妃役の女優さんはここしか出番がないようなのです。
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