中国ドラマ「多情江山」【邦題:皇貴妃の宮廷】

中国の動画アプリ、爱奇艺で視聴中。
以下、少々ネタバレなところもあります。

1/6追記
全話見終わりました。
宮廷闘争のドラマのなかでは、めずらしく主人公(小宛)が悪に変わっていくこともなく
ただただ好い人で可哀想になってきます。

主人公は董鄂妃。ちょっとお人形みたいな感じの女優さんでした。
※盲目の役なのかと思う目の使い方だったような気がします。

 

【あらすじ】
清朝・順治帝の22歳から亡くなる24歳までの話で、
愛妃と言われた董鄂妃とのストーリーを中心に描いた宮廷ロマンス。
江南で董小宛を見初め宮廷に連れ帰るも、おりしも満州族朝廷の清朝では、
表の官僚も裏の後宮も、漢族の女性を受け入れ難く、
寵愛に嫉妬する皇后や貴妃に殺されかけたり散々な目に遭います。

当初姉妹の縁を結んだ年下の妃(敬妃)も後には悪魔と化して、最大の危機をもたらします。
やっと自分を認めてくれた孝庄太后との縁も、
相思相愛だったはずの皇帝との縁も失いかけて小宛を苦しめます。

一計を講じて、敬妃に犯した罪の自白をさせ、失いかけた縁を取り戻した挙句、
順治帝が病に倒れてしまいます。
天花(天然痘)とのことで、内臓にまで病が回っており、余命数日とのこと。

西暖閣で横たわる皇帝に太后はじめ妃嬪も近づけず、太医のみが看病している中、
覚悟を決めた小宛は太后とかつて側仕えしていた侍女に「皇帝と死を共にする」旨の手紙を書き、
正装をして西暖閣へ向かいます。

最後は、太后と三阿哥(幼い康熙帝)の登基式典のところで終わります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

百度百科によると、 これまで順治帝は董鄂妃にのめり込んで政治を投げ出す形で出家したりする民間伝承を基にしたものが多かったけど、(「康熙王朝」では陳宝国がまさにこんな順治帝像を演じてました。)この作品の順治帝は、本来の姿に一番近い描き方をしているようです。

今回は、董鄂妃が明末の名妓、董小宛だったとする説を採用している模様。

実際在位が短かったので判断が難しいところですが、なかなか良い皇帝だったようです。
後宮モノではだいたい宮廷闘争が激しくなるにつれてどんどん皇帝が情けなく、
どうしてこんな男のために皆がんばるのかと思うほど実にむかつく男に見えてきます。

「山河恋」のホンタイジはなんとなく陰険、※1
「甄嬛传」の雍正帝はややロリコン風味、※2
「步步惊心」の雍正帝はやや鬱屈気味、※3
「蒼穹の昴」の光緒帝は無力すぎ。
武媚娘でも楊貴妃でも、だいたい必ず皇帝は情けなく、女が強い※4

 

※1 ハヴィックラウはこの役は良い意味でクソ男を演じていましたwドラマの流れもキャラ設定もちょっとうーんでした。
ホンタイジはどうもいろいろネットで見ていても人間的に難がありそう。
※2 最後に妻に「あなたに触られるたび気持ち悪くてヘドがでそう」と言われながら死ぬなんて最悪ですが、
話は面白かったです。
※3 現代人がタイムスリップしたら窮屈な挙句、大変な人と恋愛してしてしまい、どんどん悲劇的で暗くなってくるのは話の展開上仕方ないですが。
※4 殷桃/刘晓庆/斯琴高娃の「武則天秘史」の陛下、特に中年期の陛下の情けなさったら見ていられない。

しかし、このドラマでは董小宛ひとすじで異常なハマりっぷりなのにも関わらず、
筋が通り信念を持つ、非常に好感の持てる皇帝像が描かれています。

それもこれも董小宛に野心がなく自己があり賢く描かれていることも影響しています。

全54話。

どうでもいいですが、北京の空港で買ったうちの急須と柄が同じです。
董小宛の手指がほそくてきれいです。

順治帝時代と背景も珍しいので、まだまだ拙い中国語能力でわからない部分も
きちんと日本語字幕でも見てみたいです。
主要人物の描かれ方にケレン味がなくて良かったです。

 

2020.01.21追記

高云翔があんなことになって残念です><

[sitecard subtitle=関連記事 url= target=http://kir687358.kir.jp/mamedaifuku/baqingchuan-itsu/]

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事