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Playback:1992年の英国ロイヤルバレエ来日公演

2019年6月30日

英国ロイヤルバレエ来日ということで、懐かしくなり本棚を漁っていました。

初めて英国ロイヤルバレエを見たのが1992年のようです。

もしかしたら物心ついてないときに行ってる可能性もありますが記録上はそのようです。

その時の演目は今でも忘れはしません。

なんと、シルヴィ・ギエムのバヤデールだったのです。

ダーシー・バッセルのガムザッティに熊川さんはマクダヴェーヤという豪華キャスト。

当時は事前にキャストが出ないので、出たとこ勝負。

当日、名古屋公演でギエムのニキヤが観れるとわかった瞬間、バレエのレッスン友達と抱き合って泣いて喜んだことをよく覚えています。

ギエムはみんなの憧れで、みんなギエムの真似をしていました😂

友達のお母さんがせっかくだからと良い席に座らせてくださったのも本当感謝しています。

ギエムのニキヤはテクニックが凄くて、スカーフのヴァリエーションで驚愕したことを覚えています。

具体的には、アラベスクターンの時に地面に降りないでトゥのままかかとだけで回っていた記憶があるのですが、

よく考えたらそんな訳あるかいとも思うんで、もしかしたら嬉しすぎて記憶を盛ってるかもしれません😅

パンフから。ギエムのバヤデール。美しいです。

余談ですが、マカロワ版はアスィルムラートワとムハメドフ版を擦り切れるほど見ました。

しかし、海外バレエ団の全国ツアーは無くなってしまったので、いま地方で習っている子は一流の舞台を生で見る機会が減っているように思います(´・ω・`)

反面、youtubeとかが充実してますので、色々観れるのも良い時代。ワガノワバレエ学校のスターの卵たちを探すこともできるし、喉から手が出るほど見たかったギエムの昔の映像も色々観れる。

しかしながら、ギエム、デュポン、ルグリなどのスター性は舞台で観てこそ分かる凄みであり、映像では全くわかりませんので、これが世界のスターだと思い込むのも考えものです。

最近思い知ったのがワガノワのヒテーエワ。

動画でイマイチと思っていたら、舞台がもう驚くほどスターオーラに溢れていて素晴らしかったなんてこともありました。

ギエムは映像化を嫌がった人なので、映像作品が少ないですが、彼女の特に若かりし頃は、昨今では聞いたことのないレベルの地鳴りのような拍手に、驚愕、感嘆の声やためいきがあちこちから聞こえてくる…なんてこともよくありました。懐かしい。

それと、かつてはこんなに地方公演が!

しかもパンフレットの豪華さたるや素晴らしい。

中のページには金の特色をプラス1色ふんだんに使い、表紙のロゴは金箔です。

↑今年のと比べると一目瞭然。でもパンフレットも昔はでかくて高かった気がします。

  • この記事を書いた人

Satsuki Nosaka(乃坂皐月)

幼少期からバレエを習い、中学生の時に文化庁の日中国交20周年記念の中国公演に参加。大学受験とともにバレエをやめ20キロ太る。 宝塚歌劇はまんべんなく観劇。個人レッスンと中国時代劇でゆるく中国語学習中。先日念願のミニドラマ翻訳を行う。 本業はWeb関連会社の代表。 学生時代からの目標である満員電車に乗らないで生活することを叶え、Web業界でのサラリーマン生活の後、起業。

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