16日公演のドロテ・ジルベールとユーゴ・マルシャンの濃厚な情欲を感じさせた「マノン」から一夜明け、今日は今年アデューのミリアム=ウルド・ブラームと全幕はもう最後かもしれないマチュー・ガニオの「マノン」を鑑賞しました。 昨日のドロテ&ユーゴ組の「マノン」と比較するとこちらはマクミランの言う「マノンが自分のことをよくわかっていない」マノンそのものでした。 原作はいまさら読んでいる途中です。 ミリアムのマノンは天衣無縫。無垢な美しさに惹かれる大人たちに戸惑いや躊躇を見せる少女で、なにものにも触れられていない純粋 ...