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ボリショイのプリマに駆け上がったelizabeth kokoreva エリザベータ・ココレワ

2023年4月29日

ボリショイバレエのエリザベータ・ココレワがプリンシパルに昇格しました。

最近はワガノワ出身者が多く昇進していましたが、待望のボリショイアカデミー出身。

ボリショイの空気と作品にぴったり合う。

背はとても小柄ですがボリショイアカデミー出身らしくピリッとして鮮やかなパ、軸足の強靭さは先輩ニーナ・アナニアシヴィリやエカテリーナ・クリサノワのように快活で魅力的。

ニコニコ笑顔もとっても可愛らしい。

↑キトリのヴァリの冒頭のパドプレの精細さがとても気持ちいい。テクニックもボリアカ仕込みでとても強い。

いまはロシア・ウクライナの情勢で生で見ることはなかなか叶いませんが、劇場で見たいダンサーの1人です。

「ラ・バヤデール」ガムザッティ第1幕のパ・ダクシオン コーダのイタリアンフェッテは「これ見よがしすぎ」という意見もありますが、エカルテで脚を高く上げたまま止まっていられるトゥのバランス感覚は卓越したものがあります。

これから大いに観客を盛り上げてくれることでしょう。
様々な情勢が落ち着いていつか見れることを祈って。

  • この記事を書いた人

Satsuki Nosaka(乃坂皐月)

幼少期からバレエを習い、中学生の時に文化庁の日中国交20周年記念の中国公演に参加。大学受験とともにバレエをやめ20キロ太る。 宝塚歌劇はまんべんなく観劇。個人レッスンと中国時代劇でゆるく中国語学習中。先日念願のミニドラマ翻訳を行う。 本業はWeb関連会社の代表。 学生時代からの目標である満員電車に乗らないで生活することを叶え、Web業界でのサラリーマン生活の後、起業。

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