ボリショイバレエのエリザベータ・ココレワがプリンシパルに昇格しました。
最近はワガノワ出身者が多く昇進していましたが、待望のボリショイアカデミー出身。
ボリショイの空気と作品にぴったり合う。
背はとても小柄ですがボリショイアカデミー出身らしくピリッとして鮮やかなパ、軸足の強靭さは先輩ニーナ・アナニアシヴィリやエカテリーナ・クリサノワのように快活で魅力的。
ニコニコ笑顔もとっても可愛らしい。
いまはロシア・ウクライナの情勢で生で見ることはなかなか叶いませんが、劇場で見たいダンサーの1人です。
「ラ・バヤデール」ガムザッティ第1幕のパ・ダクシオン コーダのイタリアンフェッテは「これ見よがしすぎ」という意見もありますが、エカルテで脚を高く上げたまま止まっていられるトゥのバランス感覚は卓越したものがあります。
これから大いに観客を盛り上げてくれることでしょう。
様々な情勢が落ち着いていつか見れることを祈って。