両方とも円明園関連の中国書籍です。
◾「残园惊梦」
1873年、ドイツ人のエルンスト・オルマーが撮影した12枚の円明園西洋楼遺址の写真を大判写真集にした本。
展覧会も2012年ごろ?やっていたような気が。
現存する最古の写真とのことでかなり往時を想像できる状態。
とりわけ見るべきは清朝が得意としている汉白玉の彫刻を西洋式に活かし、
精細に美しく彫り込んだ壁面や柱には思わずじっと見てしまう。
ベルサイユ宮殿にも負けず劣らずだったらしいが、
スケールのデカさは多分円明園のほうが勝ってただろうと想像。
※西洋楼以外の円明園全景を考えると当たり前か。
辮髪・旗袍の清朝とは完全にミスマッチに思える中でこんな西洋式宮殿があったことがそもそも驚きであり、完全な姿を見てみたかった歴史遺産。
自分の撮った写真と比較してみる。(これがやりたかった。)
※大水法
※大水法 手前の門上の細工の精細でなんて美しいことよ。
お花いっぱい咲いてるやん。
後ろの時計台っぽいやつは遠瀛観の門らしい。
※私撮影の大水法 破壊に次ぐ破壊で全く足りない。
門上の精細すぎる彫刻がゴッソリない。。
※たぶん諧奇趣跡。
石ころゴロゴロ。。
※諧奇趣主楼東側面
おお!なんかデカくてかっこいい。
※私撮影の彫刻部。人魚姫が出てきそうな貝のあしらいは他のものにも多く見受けられる。
写真集を見て探してみる
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もしかしてこれ?
諧奇趣北面の門付近。
全体
※諧奇趣南面
※上の写真と似てる感じ。
◾︎「争议圆明园」
これから読む。