星組の千秋楽に行ってきました。
新トップスター、礼真琴 新トップ娘役、舞空瞳のお披露目公演、
やっと見ることができました。
それから華形ひかるさんの退団公演です。
新型コロナによる公演中止を乗り越え、
終演の挨拶によると約9ヶ月間もこの作品に携わっていたということで、
私もなんだか感無量でした。
簡単なレビューです。
幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』
作・演出・振付/謝 珠栄
あらすじは公式をご覧ください。
確か30分経った頃に、舞台機構の故障で15分ほどの中断がありました。
変な感じで暗転したのでなんかあったなというのはわかりました。
再開した際は区切りのいいところからお芝居を始めましたが、
実はことちゃん(礼真琴)のカツラにもトラブルがあったようで(笑)、
おでこがだいぶ広くなっちゃっていたのですが、
無事に装着し直して仕切り直しということになりました。
お芝居の内容については、
「少数民族に対するいわれなき弾圧シーン」が
今のかの国を思うと少々トップお披露目作品としては重たい。
芝居を見ながらデモやらいろんな映像が
頭の中をリフレインするように駆け巡ってきたので、
やはり重たすぎるのではないかと思います。
特ににひっとん(舞空瞳)が敵地で敵の子供をすでに産んでいるという設定は、
新しくトップ娘役になった子にはふさわしくない。
まるで北宋の「靖康の変」のようで…あれはすごく嫌でした。
せめて両親が殺されたくらいにしてもらいたかったですね。。
というわけで、少々政治色が強いのは置いといて、
実は悪役の愛ちゃん(愛月ひかる)がカッコよくなっててびっくりしました。
少々男役としては甲高い声が苦手でしたが、
すごく良い感じになりました。
Show Stars『Ray-星の光線-』
作・演出/中村 一徳
デジタルサイネージとはいわないと思うのですが、
ここ最近の宝塚はスクリーン映像の使い方が上手。
登場シーンとか本当に星組新トップにふさわしい演出で
キラキラ光り輝いていました。
ショーはことちゃんのダンスもひっとんも他の皆さんも素敵だったのですが、
星組は結構頭に残る濃い目のショーが多いんですが、
久しぶりに歌の一部も頭に残っていないショーでした。
そして華形ひかるさん。
非常に聞きやすく本当に素敵な大人の挨拶。
私も貧乏神、すごく記憶に残っています。
そして私は「はいからさん」の友の会1次の抽選応募を忘れたことに
今更気づいて後悔しています。(2次には間に合いました汗)
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