ブランドアンバサダーを勝手に考える

エスティ・ローダー、グローバルスポークスモデルに木村拓哉&工藤静香夫妻の娘、kokiに決まったとの一報。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0086a16b9071d22433dd4095a747dea761446759

賛否両論あるが、ブランドイメージからすると少し若い。でも未来のお客様を創るために、年齢の若い人も取り込もうとする意図も感じる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000018737.html

▲kokiエスティ・ローダーのイメージ。

グローバルスポークスモデルは、おとなり中国からは杨幂(ヤン・ミー)であります。

第一印象としては、中国は実績、実力、美貌の三拍子揃った人気女優で、かたや我が国は二世で有名な方がおやりになるのか…という印象。

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エスティ・ローダーのブランドイメージ

私はエスティ・ローダーと言えば断然、ポーリーナ・ポリツコヴァ。

クラシックな魅力と美貌を持つスーパーモデルで、華やかなでゴージャスな印象。

大人の素敵な女性をイメージさせるエスティの広告が好きだったので、切り抜きを未だにたくさん持っている。

話を戻すと、今回のkokiのグローバルスポークスモデル就任は、ああまたかという感じ。

間髪空けず、さまざまなアンバサダーやスポークスパーソンの仕事が降ってくるのは、さすがキムタクの娘というブランドは強い。

ビッグスターの娘でモデルという立場で言えば、ジョニー・デップの愛娘、リリー=ローズ・デップを思い出す。

リリー=ローズを改めて振り返ってみよう。

リリー=ローズ・デップ×CHANEL

リリー=ローズといえばシャネルである。

しかし、リリーローズは単に2世だからではなく、それなりの理由がある。

ジョニーデップの娘であることばかりがフィーチャーされるが、彼女の母はヴァネッサ・パラディである。

フランスの国民的アイドル歌手。

すきっ歯でロリータを体現する可愛らしい小悪魔のようなルックス、甘ったるいのに意外とロックな声が特徴で、私も学生時代、CDを全部買うほど好きだった。

そして忘れてはいけない、CHANELのイメージモデルの一人でもあった。

当時はクラウディア・シファー始めとする個々が際立つ個性を持ったスーパーモデルたちが席巻していた時代。

鳥籠のCMと黒のマーメイドドレスに大きな香水瓶を頭上に掲げるビジュアルイメージが特に印象的だった。

リリーローズ起用の背景は、このヴァネッサの実績があったからこその人選であると思う。

このようにヴァネッサを想起させるし、

新しいイマジネーションも与える。

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kokiはリリー=ローズの後を追えるか?

kokiはご両親が木村拓哉さん&工藤静香さんであることばかりが報道され、本人にとって本意か不本意かわからないが、自ずと二世であることだけがアピールされがちである。

ご自身の才能がなんたるやは二の次とされるのは少し気の毒でもある。

例えば、キムタクや工藤静香がかつてブランドイメージモデルを務めて強烈なイメージを植え付けたものとかなら良かった。

これなら正に日本のリリー=ローズだ。

だが、取ってつけたようにリリー=ローズの後追いさせても、背景が違いすぎる。

日本のリリー=ローズだとか言って売り出した関係者は大バカ者だ。

高級ブランドのアンバサダーは、歌手、歌舞伎や能などの伝統芸やバレリーナ、陶芸家や画家などの芸術家など、自身に才能のある人を選ぶべきであると、私は思いますけどねえ…。

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